自分の手術などで久しぶりの亘理
その間、いちごっこお話し聴き隊の活動は着実に続いていて、行政の手が行き届かない見なし住宅や、ご自宅を直して戻られた方たちを、１軒１軒丁寧に訪ねていました。
この日はご自宅を改修して戻られた方たちのところに私も一緒について行かせてもらいました。
８０代の女性が３人、一見和やかに楽しそうにお話している風景ですが、ご家族を亡くされた方、体調を崩された方、あまり多くを語らない方、と、それぞれ胸に秘める思いは深く重いのを感じました。
「この２年ですごく老化が進んだよな～」って、微笑みながらおっしゃった言葉が胸に堪えました。
「３，４ヶ月子供のところに住まわせてもらったけど、お互い気を使うし、疲れてきて、仮設に入ったときはほっとしたよ。でもそこの生活も大変で、今は自宅に戻れたけど、前とは違うしなー」と。
と同時に、それでも片寄せ合って生きていらっしゃる様子からは、大きな力を頂きもしました。
