「あなたの常識,私の非常識」

これは、私の尊敬する、カウンセリングの師匠から学んだ名言の1つです。

 

「これ、絶対に正しいよね。当たり前だよね」と思っていることが、

相手にとっては「えっ?ウソ! それはありえないでしょう。違うよ」

ってこと、どなたも経験してますよね。

 

これは職場、家庭、学校、サークル、など、どんな場面でも起こっていて、

この世の隅々まで頻発しているはずです。

 

たとえば、

Aさんの常識 「子どもを幸せにするには、とにかく偏差値の高い有名校にいれないと」

             vs

Bさんの常識 「子どもがやりたいと思うことを一緒に見つけ、それを応援するのが大事」

とか

Cさんの常識 「デートの食事代は、とにかく割り勘が当然」

             vs

Dさんの常識 「男性が払うのが当たり前」

また

Eさんの常識 「癌なら抗がん剤を使うのが当たり前」

            vs

Fさんの常識 「癌なら丸山ワクチンを使うのが当たり前」

 

などなど、例を挙げたらきりがないほど。

 

こういうふうにお互いの常識がずれている時に、

自分は正しい、相手が間違っている、おかしい、と思ってしまうと、

必ず人間関係が壊れ、お互いに惨めな思いをすることになります。

 

大事なのは、どちらの常識も成り立つ、ということ。

相手の考えていることにも一理ある、と思えるかどうか。

自分の意見に相手はビックリしてるだろう、とイメージできること。

「そうか、あなたはそう思うのね。もう少し詳しく聞かせてくれる?」と

相手の話を聴けるかどうか。

 

聴けたら、対立していたはずのお互いが、

全く同じ意見にならなくても、

「この人も悪気で思っているわけじゃないんだなあ」と、

距離が近づく可能性大です。

 

人生って、こういうことの連続。その山坂を乗り越えるには、

謙虚さ、素直さって、何よりの強い味方であり、宝物だと思います。

ああ、今日も反省の塊(かたまり)の私なのでした。。。

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