お話聴き隊に二人の新メンバーが加わってくださいました。
とにかく人数が必要なので、嬉しい、心強い!!!。
今回は、レジュメを進むのではなく、新しいメンバーもいらっしゃったので、
ベテランメンバーさんからの状況報告や思いをじっくり伺いました。
「みなし仮設やおうちを直して住み始めた方、新しく家を建てて住み始めたかた、
色々で、やっと元気が出てきた人もいれば、
昼間若い人が働きに出てしまうと、
一人っきりで孤独が辛い人も多くいる」と。
新メンバーからも
「82歳の女性が、津波でお嫁さんが亡くなってしまって、
突然3人の孫の面倒をみることになったけれど、
なにもかも上手く行かなくて,疲れ果てている」との報告も。
おばあちゃんも子ども達も、お父さんも、どれだけ辛いか。
実際にその日に訪問したた女性は,素晴らしい絵をお描きになるんですが、
「全部流されちゃったんだ~ 何枚かは描いてみたけど、
この頃全然描く気にならない。
元の家の周りだけで、11人亡くなったんだもの。。。
恐い夢ばかり見る。。。うなされる。。。」
とてもお辛そうでした。こういう方、たくさんいらっしゃるはずです。
ご自分から人の集まっている所に出掛ける気力はないそうですが、
私達が伺ったことはとても喜んでくださり、
「また来ますからね」と約束して帰ってきました。
その方の絵を1枚お借りして、いちごっこカフェに飾らして頂くことにしました。
この時期、かなりお元気を回復されてきつつある方と,
その逆に却って辛さが増してきた方と、二極化している気がします。
まだ、あれから1年8ヶ月しか経っていません。
現在進行形の出来事だということを
日本中が感じながら、前へと進んで行きたいものです。
(また写真撮るの忘れてました。次回は撮るぞー!)