振り子シリーズ4

s_34.jpg 年が変わっても、もう少し振り子シリーズを。

  6年前、自転車に乗っていて転んだ私は、左足を複雑骨折。(ドジ!)直後はことの重大さが良くわからず、診察室でも暢気な顔をしている私を見て、医師は厳しく言い放ちました「大変なことになってますよ」と。そしてホントに大変でした。まずは大手術。中にスティールのプレート、ボルトを4本、人工骨まで入れて。麻酔が覚めてからの10時間くらいは、この世のものとは思えないほどの痛みが。痛みで死ぬかと思いました。

 結局40日の入院。1年後には中に入れた金属を取り出すためまた手術。過酷なリハビリを経て、何とか普通に動けるようになるまで2年以上は掛かったでしょうか。

 この間、家族、仕事の仲間、相談者の方々、etc, に計り知れないご迷惑と負担を掛け、振り子のマイナス度は計り知れず、どっかに吹っ飛んでしまいそう。

 さて、こんな経験からでもプラスはあるのか。。。それがーーー ーありました!
 1 普通に歩けることの有難さを痛感した。今でも歩きながら感 謝してます。
 2 自転車の怖さを知った。(というより、自分自身の甘さを知 った、というべきか)
 3 お体にご不自由な点を持っておられる方への尊敬の念が一層強くなった。
 4 人の温かさに感動すること数知れず。私をおぶって階段を昇降してくださった警備員さんだけでなく、「みんな優しい~」
 5 私がいない間、相談室を守ってくれた仲間たちありがとう。
 6 私がいない間、家を守ってくれた娘たちありがとう。
 7 40日間、入院しないでいてくれた母、ありがとう。
 8 11人部屋(野戦病院のようでした)の暮らしが、非常に楽しかったし、いろいろな人生模様を見られて勉強になった。
 9 主治医の先生がとにかく面白くって、ありがたかった。
 10 人体の素晴らしさを再確認。地道なリハビリが効果を上げることを経験。

 まだまだあるんですが、キリが良いのでこの辺で。

2024年3月
« 2月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  
  • お問い合わせ
  • アクセス
ページ上部へ