シャングリラⅢ

秋も深まってきた今日この頃です。
秋の夜長にふっと夏の思い出が、よぎりました。

今年の夏、ユーミン(松任谷由美)のコンサートに、行って来ました。

  「シャングリラⅢ~ドルフィンの夢~」
キャッチフレーズは、世界中の誰も、まだ見たことのないショー…..
まさか、ステージが、プールになるなんて?
ロシアの一流のサーカス団も、シンクロの女王、あのヴィルジニー・デデューも、出演するんだって?
サーカスとシンクロとユーミン、どう考えても結びつきません…….が、ユーミンが裏切るはずがない~妙な信頼感で、期待を膨らませ……半身半疑の想いをかかえ……..横浜アリーナへ………

あっという間の2時間半  
それは、それは、まさに、想像を絶する、見事な美の競演でした。
一瞬たりとも目が離せない、真夏の夜の夢でした。

人間ってすごいなぁ~会場の中央に、瞬時にステージがプールに変わる装置を作ったり、上空でサーカス団が、スリリングな技を披露し、水しぶきとともに、シンクロの優美な演技が繰り広げられたり、そして、ユーミンのいつもの歌声が聞こえる。

コンサートの最後に、出演者全員を、フルネームで、紹介したユーミンに、プロ魂を感じました。だって、ロシアの方の、ややこしい名前をよどみなく、紹介した姿は圧巻でした。
ユーミンとほぼ同時代を、生きてきた私は、彼女の、一流へのこだわり、チャレンジ精神に、震えるほど、感動しました。

近頃、人の名前がなかなか覚えられなかったり、出てこなかったり….、そんな時、しょうがない なんて、自分を納得させていたことが、ちょっぴりはずかしくなりました。