札の辻は旧市内の要であった。昔々、白の高札が立っていたという。
札の辻を東に行くと数分で市役所があり、子どもの頃は消防署と警察署もあったが、周りの町や村を合併していくなかで、その両方ともが郊外へ移転した。映画のロケにも使われた市役所は立て替えられ、大きく明るくなった。近くには卒業した小学校と中学校がある。
さらに歩くと川越高校、そして置くには川越城本丸跡、野球場。そして観光に伴い、新たに博物館が加わった。
城址の後ろには入間川支流が流れている。入間川を下れば隅田川につながる。
札の辻の南の通りは蔵のある商店街で、現在観光客が絶えることなく賑わっているが、商店街としての悲哀をこれから語るであろう菓子屋横丁と共に充分味わってきた。 続く、、、