さまざまある職場についての悩み！その例と対処法について解説

1.さまざまな職場の悩み

職場での悩みには以下のようなものがあります。

1-1.上司との関係の悩み

職場の上司との関係に悩む方は少なくありません。部下と上司という関係ではどうしても「言いたいことが言えない」「相手の顔色が気になる」といった状態になりがちです。そのため、上司のパワハラにストレスをためたり、上司との意見の相違に悩んだりなどの悩みをかけてしまう方が多いのです。また、上司との関係性によっては仕事内容や量に不満を抱えていても我慢するしかなく、結果的に病気になってしまったり、仕事が続けられなくなってしまったりすることもあります。

1-2.同僚との関係の悩み

毎日のように顔を合わせる同僚の中には気の合わない人もいることでしょう。話し方がきつい人がいたり、悪口ばかり言う人がいたり、同僚の輪の中に入れなかったり、などの悩みを抱える人は少なくありません。また、部下への接し方で悩む人もいます。

1-3.仕事内容についての悩み

仕事内容について悩むこともあるでしょう。人と話すのが苦手な方が営業職に就いてしまうなど、自分の適性に合わない部署に就いてしまうと仕事をすること自体にストレスを感じてしまいます。また、仕事内容が適性に合う、合わないに関わらず、新しく就いた仕事であればなかなか仕事内容が覚えられないといった悩みをもつこともあるでしょう。さらに、仕事の量自体が多すぎ、過労になってしまうと深刻な問題に陥ることもあるので注意が必要です。

1-4.給料についての悩み

職場の人間関係や仕事内容にはそれほど悩んではいないものの給料が低い、というのは不景気のこの時代には非常に多い悩みです。給料も低くしかも仕事内容もきつい、というケースも少なくなく、さらに転職も厳しい場合などには深刻な悩みとなるでしょう。

1-5.休みが少なく残業が多いという悩み

休みが少なく残業が多い場合、深刻な健康問題にまで発展しかねません。改善されない場合には転職、退職を考えても良いでしょう。また、労働基準法に反する働き方を求められた場合にはしかるべき機関に相談することも考えるべきです。

1-6.将来が不安という悩み

仕事内容や人間関係、現状の給料や休みなどの条件に悩みがなくても、働いている職場の将来が見えず、将来性のない業界で働いているため転職するべきか悩むこともあります。また、正社員登用への道がないため将来に不安を感じることもあるでしょう。

2.職場の悩み、どうする？

これまで述べてきたような職場での悩みを抱えた場合には以下のような対処法をおすすめします。

2-1.苦手な相手と少し距離を取る

職場での悩みが上司や同僚などとの人間関係によるものであった場合、その相手と少し距離を取ることで悩みを解消することができます。しかし、距離を取ると難しい、と思われるかもしれません。その場合、仕事に関係のないプライベートなやりとりは極力減らすだけでもある程度悩みが軽減するはずです。ただし、ある程度のコミュニケーションは仕事を円滑に運ぶためには必要になります。そのため、挨拶だけは欠かさず、笑顔を心がける、などの努力は必要でしょう。

2-2.休職する

職場の人間関係や仕事内容、休みの少なさなどで悩みを抱えたまま我慢して仕事を続けると深刻な病気にかかってしまう恐れもあります。精神的、肉体的に追い詰められてしまうようであれば仕事を休職することも選択肢として考えましょう。ただ、それぞれの会社の制度によっては休職することはできないので、もし休職を考えるようであれば会社の制度を確認しておきましょう。

2-3.職場を変える

職場での悩みの改善が難しい場合には転職を考えても良いかもしれません。また、転職ではなくても移動という手段もあります。その場合は人事部への相談が必要です。

2-4.信頼できる人に相談する

職場での悩みを信頼できる人に相談するのは非常に一般的な対処法かもしれません。根本的な解決にはならなくても話すだけで心が軽くなる効果は期待できるので、もし周囲に信頼できる人がいるなら一度相談してみましょう。

2-5.専門家に相談する

職場での悩みが深刻になり、心身ともに疲労がたまってしまう前に、ぜひ心理学や精神医学に通じた専門家に相談してみてください。周囲に信頼できる方がいたとしても悩みの種類によっては専門家の助けが必要になります。

3.まとめ