講習会のあとは、いちごっこカフェレストランで
お昼ご飯をいただき、
そのあと、仮設住宅に出向いてお話を伺いました。
というより、お喋りをしました。
70代のおばあちゃまが杖をついて、お散歩に出かけるところ。
「腰を痛めて、前ほど歩けなくなっちゃったけれど、病院で『歩くように』
と言われ、頑張ってんダー」、とのことでした。
結構長い時間立ち話を、ずーっと優しい笑顔でしてくださいました。
「昼間は一人っきりだから話せて楽しかったー」って言ってくださり、
なんだか、涙が出そうになりました。
また、こんな御宅もありました(やはり仮設)
お玄関周りには草花の鉢がいくつもきれいに育てられ、
それを見るだけで「ここの方は結構お元気かも」と期待。
思い通り、そこの女性は、周りと良いご近所関係を築いて
一緒に集まって食べたりお喋りをしているとのこと。
違う地域から集まった人たちが、新たなコミュニティーを
作って、困難を乗り越えていることに、感動を覚えました。
「そうやって助け合っていかないとさあ、やっていけないから」って。
私が東京から来たことを伝えると
「ええ! ちょっと上がっていきなさいよ、どうぞどうぞ」と
言って下さり、飛び上がるほど嬉しかったのですが、
帰る時間が迫っていて、残念ながら「今度また」とおいとまを。
そしたら、なんと、「これ持って行きな」 って
お菓子を頂いちゃいました。なんて優しいの(TдT) アリガトウ!
ただ、こういう接し方ができる方たちは、中ではお元気なほう。
苦しみの度合いが深い方ほど、お話をすることが難しい。
ここをどうするか、お話聴き隊の皆さんと考える必要を感じました。
次回は30日に伺うので、今度こそ写真を忘れずに撮ってきます。