グリーフケア(悲嘆のケア)

もっともっと.jpg

大切な人や物を喪失した悲しみは、人の心に大きな傷を作ります。

その傷を抱えながらYさんが書いたこの絵と言葉。

「強い」とか、「偉い」とか、「すごい」ではなく、

もう、一刻一刻をなんとか生き延びていらした必死さを感じます。

 

この喪失の悲しみを抱えてる方は、被災地の方だけではありません。

人は、全員いつかこの世ではお別れすることになっています。

誰の命にも限りがあり、それは

愛する人と一緒に過ごせる時間にも限りがあるということ。

だからこそ、「みんなで一緒に笑顔で、もっともっと生きようね」

と心の底から思います。

 

最近ある青年のお母様が亡くなられました。

彼の心の痛みは想像を絶します。

ただ、彼が「いつの日か母にまた会うときに、胸を張って会えるように

生きていきたい」と言ってくれたことに、私が救われています。

私ももうすでに、たくさんの大切な人とお別れをしてきました。

でもまたいつかその人たちに会うときに、

「たくさんドジもしたけれど、一生懸命生きてきたよ」

と言えるように生きていたけたらいいなあ。。。

 

グリーフケア、そんな簡単にできることではありませんが、

少しでもなにか出来たら、と思いつつ暮らしています。

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