半年くらい前、偶然ネット上で読んだある青年の日記。
そこにほとばしる才気、感受性、論理性、モラルの高さ、ユーモアのセンス、
誠実さ、高潔さ、ファイティングスピリット、そして人間味。
そのどれもが半端ないくらいすごい。
「この人はいったい誰なんだろう、どれだけのことを体験し、考え、
行動し、どれだけの学びを積み上げてきたのだろう」と
日々更新される彼の日記を読む毎日が始まった。
その内容は、社会問題がほとんど。エネルギー問題、震災後の復興について、
選挙制度、死刑制度、生活保護制度、国際問題も含め、
私が普段、7割くらいはなんとか説明できても、あとのツメが甘くて、
どう考え言葉にするのかがわからなかったことについて、
「痒いところに手が届く」ようにわかりやすく説明をしてくれる。
ただただ感嘆してしまった私。
こういう青年がいれば、日本も大丈夫だ!と、今では大尊敬している。
その青年と、あることがきっかけで、ネット上の文通のようなことが始まった。
そうしたら、思いがけず彼から最大級の褒め言葉をもらい、
あまりの嬉しさに、私はパソコンの前でスキップし、くるくる回ったりもした。
そう、顔も知らない、声も知らないけれど、これは確かにすごい出会いだもの。
ただ、ここにはちょっと辛い続きがあります。