辛いことってたくさんあるけれど、中でも子どもに先立たれる以上のことってあるのでしょうか。
弟がなくなった時の両親の悲しみようは、それはそれは深く強いもので、
あとを追いたいのならそうさせてあげたほうがいいのかも、と思うほどでした。
「でも、そんなことあまり起きないのでは?」と思ったあなたは、
ラッキーなのかもしれませんよ。
いやいや、ごく身近な友人知人で、それが結構あるんです。
地域の小中学校で一緒だったA君、B君、Cちゃん、Dちゃん、、、
病気だったり、事故だったり。
私なんて、ただの近所のおばちゃんなんだけれど、今でも悲しくなる。
親御さんの気持ちを考えると、辛過ぎて想像を絶します。
私自身にそういうことが起きたら、果たして耐えられるんだろうか。
でも、私が知っている親御さんたちは、健気にもしっかり生きていらっしゃる。
すごいなー、えらいなー、と心底感嘆します。
ある意味、大切な人を失ったことで、命の大切さを、強く強く実感するから、
「あの子の分も自分の命を、人生を大事にしよう」と思えるようになるのかもしれません。
限りある人生、辛いこともある人生、でも、一人ひとり大事な人生。
だからお互いに支え合って生きていきたいですね。