娘が帰宅途中、交通事故で大通りの真ん中で横たわっていたタヌキの赤ちゃんを連れて帰ってきました。
残念ながら、もう命はありません。
まだからだは温かく柔らかでしたが、、、
早速2人でお庭の片隅に穴を掘り、丁寧に埋葬しました。
そのときの娘の一言。
「この子も可哀想だけれど、今頃お母さんタヌキがこの子を探し回っているだろうと思うと、可哀想でならないよ」
私も同じことを考えていたのですが、娘からこういう言葉が出るとは、今思い出しても、胸が詰まります。
娘が大通りの真ん中で子タヌキを抱え、しばし呆然としていたときに、
通りがかりのおじさんが近づいてきて、
「ここは危ないよ。大丈夫?」と声を掛けてくれたそうです。
娘いわく「あのおじさん、私が何か危ないことをしそうに思って、助けに来てくれたんだと思う」と。
世の中、捨てたもんじゃないですね。
悲しいお話ですが、色々な意味で感動もしました。
ちなみに、我が家のお庭には、やはり交通事故で亡くなった猫ちゃんも眠っています。