胃がんで余命3ヶ月を宣告されたある方は「今までの自分は、楽しんでこなかったし、愛してこなかった。もし生き延びられたら、今度こそ、愛して、楽しもう」と思われたそうです。
わかるわー、すごくわかる! 生きてるだけで、もう大きなご褒美を頂いてるようなもの。勿論生きていれば辛いこともあるけれど、楽しみも山のようにあるから。
大切なのは、誰だって、その人なりに懸命に生きているということ。それがわかれば誰を見ても「おお、同士よ、お互い色々あるけど助け合いながら、楽しみながら生きていこうよ」と思えます。
そもそも、100年生きたとしても、その間に出会える人はホンの少し。無限のときの中で、無限の空間の中で出会えるなんて、バス停でたまたま出会って「あら、偶然ね」なんて「偶然」とは比較になりません。これはもう、奇跡のご縁。もはや他人とは思えない。
そしてこの人も(私も)いつかこの世から消えていく存在だ、いつか「さようなら」の日が必ず来る、と思うと、一層愛おしい。
30年前に大好きな弟が18歳で亡くなった時から、ずーっとそう思って生きてきました。
「和田さんは誰にも腹を立てないのか?」って? イヤーそれは~(汗) 正直、たまーにむかつくことも(汗汗) でも、気分の回復は超早いので、その分たくさん楽しめますよ。