これまでとてもお世話になった方々、ほんの数名に、お中元お歳暮をお送りしている。
すると、皆さん「ありがとう」のお電話を下さる。
そのうちの一人が耳鼻科の女医さん。
私の子ども達がまだ小さいとき、そのクリニックに毎日のように通った、
と言うくらいお世話になった。
夫が亡くなった後には、超多忙な方なのに、クリスマスに
わざわざ我が家まで大きなケーキを届けてくださったっけ。
ご主人も内科の医師で、お嬢さんも医師になられ、
恵まれた素晴らしいご一家だ。
とばかり思っていたが、、、
先日のお電話で、息子さんが重い障害をお持ちだと、初めてうかがった。
私は思わず言葉に詰まって、「生きてると色々有りますね」と言うのが精一杯。
先生は穏やかな口調で「正直大変なんですよ。でも人生ですから」と。
さぞご不安もご苦労も多いことだろうが、
息子さんを心から大切に思っていらっしゃるのが伝わってきた。
だからあの先生はあんなにも温かいのかもしれない。
大変さを糧に、ただのエリート家族ではない、心ある家族に進化なさったのだろう。
そんな人が廻りにたくさんいらっしゃるので、少しずつご紹介したいと思います。
皆さん、優しい人ばかりですよ。