近所を散歩していたとき、あまりにバラがきれいに咲いているお家があって、
娘と「ワーッ、すごい、きれい、どうして!!!」と騒いでいたら、
お玄関のところにご主人がいらして、
「よかったら、庭もご覧になってください」とにこやかに誘ってくださいました。
「えーーーっ、いいんですかーーー???!!!」と嬉しい戸惑い。
早速中に入れていただいたところ、種類も色も大きさもさまざまなバラ達が
今を盛りと、お庭中に咲き誇っていました。
まあ、我が家はなかなかバラを上手に咲かせられないのに、魔法みたい。
こつを伺うと、「2月から、毎週1回の殺虫剤と肥料ですね」とのこと。
肺がん経験者の私は、環境のことも考えると、毎週の殺虫剤には正直抵抗がありますが、
最近は無害の散布剤もあるので、来年は頑張ってみようかな、と夢はふくらみます。
「以前は山野草を育てていたんですが、気温が高くなり過ぎて、育たなくなって、
バラに変えたんです」とのこと。ちょっと複雑な気分も味わいましたが、
「そこの角に住んでいる和田です」
「ああ、そうですか、いつでもいらしてください」と、
お花が縁で、すっかり親しくなりました。
通りがかりの知らない人を、快くお庭に入れてくださるなんて、
素敵ですよね。なんだか心がほっこりしました。