突然ですが、
あの3.11(東日本大震災)のあと、私達の相談室は
宮城県亘理町にある「NPOいちごっこ」さんとの出会いがあり、
ささやかながら、ボランティア活動をさせていただいてました。
ところが肝心な私が体調を崩し、ほとんど何も出来ないまま、
とても中途半端なところで活動を中止せざるを得なくなり、
大変な悲しみ苦しみの中におられる方々に、却って多大なるご迷惑をお掛けし、
ひたすら申し訳なく、胸痛む思いをしていました。
その思いは今でも続いています。
ところがつい先日、「いちごっこ」の代表である馬場さんから、
スマホにメッセージが届きました。
それは私との再会を望んでくださり、私の体調を私を気遣ってくださる、
それはそれは、優しく温かい内容でした。
もはやどっちが被災者か、ボランティアかわからない。
と言うより、私のほうが助けられているのは明らか。
ありがたいことです。まさに「有り難い」ことです。
この世には悲しいこと、醜いこと、酷いこともたくさんあるけれど、
こんなに心が洗われるようなことがあり、人がいるのも確かです。
嬉しかった、ほんとに嬉しかった。
ただ、被災者の方々の強さ、優しさに甘えてはいけませんね。
まだあれから7年しか経っていません。
まだまだ心身の傷から血がどくどく流れているはず。
ある意味、傷はより大きく深くなっているかもしれません。
まるで全てが解決されたかのような報道や、
何事も無かったかのような言動を目にすると、
この国はどうなってしまうのか、不安でたまらなくなります。
忘れるなんてとんでもない。
私も、もう少し体調が戻ったら、出来ることをもう一度始めてみようと思っています。
(本文とは全く関係ないバラの花々。私にしてはよく写せてるか???)