2ヶ月ぶりの亘理ーーその2「お茶のみサロン」

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ふるさとを離れざるを得ず、亘理以外の地域で暮らしている方々のために、お話聴き隊は定期的に「お茶のみサロン」を開いています。亘理から仙台市内に移ることは、大変な環境の変化です。

今まで地域で助け合って生きるのが当たり前だった方たちが、突然大都会に身一つで放り出される感じ。ご近所付き合いも無い、心を寄せ合って話し合える人も頼れる人もいない。一番「絆」が必要なときなのに。。。

そんな中、「サロン」にくれば、同郷の人にあえて、心おきなくおしゃべりができる。素晴らしいことですよね!

参加していらっしゃる皆さんは、大変な体験をなさったにも関わらず、とても前向きで明るく生きていらっしゃいます。

初めの頃には涙を流していらした方も、回を重ねるごとにお互いがより打ち解けて、より笑顔が増えて、このサロンを大きな支えにしていらっしゃるのが伝わってきました。

 

ただ、私にはとても気になることがあります。

こういう場に参加できる方はそれだけエネルギーがあったということですし、その分さらに元気を取り戻していかれる。

でも、こういう場に行く気にもならない、来ることが出来ない、そういう方が多数いらっしゃるはず

どうしたらそういう方とつながれるのか、それを考える毎日です。

 

またこの日、参加者のお一人から「そもそもカウンセリングってなんですか?」という、とても基本的で大事な質問が出ました。

それが分からないと、「カウンセリング受けてみようかなー」とも思いませんよね。

次回は「カウンセリングってそもそも何?」について書いてみます。

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