これ、私のことです。
数年前、1年ちょっと一人暮らしをしたことがあって。
その時はとにかく「寂しい、つまらない、あーあ」とわめいていた。
何年も5人暮らしでわいわいやっていたものだから、
まさに「咳をしても一人」(尾崎放哉の代表句らしい)の孤独感。
それが今は4人暮らし。
「咳をしたら、みんなにうつって大騒ぎ」(和田由里子作)
いつも幼子やその母である私の娘のことで、気が気じゃない。
自由はどこへ。。。気楽さはどこへ。。。もっとバイオリンの練習をしたいよ—
と、全く別の思いが。
何たる自分勝手! 我ながら呆れる!!!
そう、一人暮らしのときは、朝から晩まで自由気ままでよかったのだ。
楽器なんて弾き放題、咳もし放題、お料理もサボり放題。
テレビ観放題。気を遣う必要なし。
いいじゃない、すごく。
かと思えば、人と暮らすのもまたいい。
「コホン」「大丈夫?」 とか「何食べようか」「〇〇はどう?」
人の気配がいつもある。気遣ってくれる人がいる。気を遣うのもお互い様。
いいじゃない、すごく。
本当に物事って、見方次第だと、つくづく思う。
良い面を見ればいくらでも幸せになれるし、
嫌な面を見たら、いくらでも不幸になっちゃう。
だから、どうせ自分勝手なら、どういう状況になっても、
勝手に良いほうに解釈して、良いこと探しをして生きたほうが楽、得。
みなさま、今日一日、どんな良いことがありましたか?