これが「亘理いちごっこ」のロゴです。可愛いでしょう!
元々亘理はいちごが特産品。東北一の生産量を誇っています。
しかし、去年の津波の被害は大きく、
既にいちご栽培を再開なさった方々がいらっしゃる一方、
未だに苗を植えられない状態の土地もあります。
皆さんの願いは、以前のように可愛くて美味しいいちごをたっぷりと作ること。
そんな願いと祈りの込められたロゴなんですね。
さて、池袋オフィスは亘理の被災者の方々に何をしたらよいか、
ずっと考えてきましたが、
当初考えていた電話カウンセリングは、
同じような活動をしている大きな団体がある(「いのちの電話」など)、
ということで、ひとまずはいったん中止。
そして、地元の方が始めていらっしゃる「お話聴き隊」のメンバーに、
傾聴の仕方を丁寧にお伝えし、被災者の方を守ると同時に、
お話聴き隊のメンバーもお守りする、ところから始めることになりました。
カウンセリングは、研修に現地に伺ったときに、池袋オフィスのスタッフが、
直接の対面カウンセリングをいたします。
というより、「もしよかったらお話を聴かせていただく」ということ。
実際にやり始めてみて、さらに良い方法が見つかれば、
随時修正しながら進めてまいります。
あれからもう1年3ヶ月に近づこうとしています。
初めはひたすらショック状態だった方々が、
そこからは抜け出たものの、医療費、住宅、就労などの現実に直面することや,
失くしたものの大きさに改めて気付いていくこの時期,
どんなにかお辛いだろうと胸が痛みます。
一見、直後より落ち着いて見えるだけに、
ボランティアも減ってしまっているそうですが、
実は、今からこそ、日本中からのサポートが必要なんです。
何かしたいんだけれど、どうしていいかよく分からないという方は,
下記のHPをご覧頂くと参考になるかもしれません。