節分の日の出来事。
我が家は暖房に灯油を使っています。
月曜日の夕方に、車で灯油を売りに来てくれるので、
空の赤いポリタンクを出しておけばいいのですが、
その日はすっかり出し忘れていました
その車はいつも同じ童謡を,大きな音で流しながらやってきます。
ふと気がつくと、その童謡が聞こえてる、でも遠ざかっている気配。
慌てて空のポリタンクを二つ手に提げて外に出た私は
必死でその車を追いかけましたが、どんどん距離が開いていく
(ロマンチックでもなんでもない)
「ああ、今日は灯油を買えなかった、毎日寒いのにどうしよう」
と諦めかけたとき、
お隣のまたそのお隣の家の若いお父さん(おそらく30代後半)が
たまたま子どもさんと外で豆まきをしてたようで、
頭に赤鬼のお面をかぶりながら
灯油販売の車を全速力で追いかけて、しかも追いついて、
また私のところまで駆け戻ってきて、息を切らしながら
「大丈夫ですよ、角を曲がって戻ってくるように言いましたから」
ですって!!!
何ていい人なんだ~~~
お蔭でその週も、身も心も温かく過ごすことが出来ました。