体調が悪くなると、今まで楽しかったことさえ重荷になる
大好きだったお料理が、「アー、やんなきゃいけないけど、疲れる~」
食べることが第一の趣味といっても良いくらいだったのに、
食べる=腹痛 なので、段々苦痛になる
お庭の雑草取りも、暗くなるまで夢中で、疲れを知らずにやっていたのに
「時間があるなら横になっていたい、、、雑草が伸びるのが気になるけど
でも動けない、、、でも気になる、、、あああ、もういいや・・・」
雑草取りどころか、お花の水遣りさえなかなかできない
でもお花は生き物なので、お水を枯らすわけにはいかないから
もう半ば覚悟してお庭に出て、「ああ、お腹がいたーい、いててて、
早く水をやり終えて休みたいよー」と顔をしかめながら必死の水遣り
最近になり、隣の奥さんが
「和田さん、具合悪そうだったね、辛そうな顔で水まいてたもん」ですって
子供たちに水遣りを頼むこともしばしば
みんな快くやってくれるんだけれど、
「忙しいのに頼んじゃって悪いなあ・・・もう、草花を育てるのはやめようかな・・・」
テレビを観ても、前ほど面白く感じない、笑えない、
だって、痛いし疲れるんだもの
「ああ、普通に健康でいられるって、何て素晴らしいことだったんだろう」
こんなふうに思う日がまだまだ続いたのでした。 続く