焦りまくりの新盆

母の新盆。感慨深いものになるはずだったのに、、、

  

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実は仏式の法事は弟が亡くなったとき以来、40年ぶり。

父、義兄、夫、義父、と全員何故かキリスト教式だったもので。

だから、新盆に何をしたら良いのかが良く分からず、ネットで調べたり従兄弟に聞いたりしたのだが、いまひとつ良く分からず、「そうだ、お寺の住職さんに聞けばいい」とお盆当日の2日前(このあたりは7月の半ばでした)にお電話をしたら、とても丁寧にこまごまと教えてくださいました。それは感動する程ご親切に。

ただ感動したのはいいけれど

 

住職さん 「まこもを敷いてその上に色々用意してください」

私     「まこもって????何ですか?????」

住職さん 「・・・近くのホームセンターでも売ってますよ」

私     「はい???」

早速まこもをネットで調べると「食べ物の海草」が現れたけれど、それじゃないくらいは分かる。

前日の夕方、ホームセンターに行って

私     「あのー、まこもありますか?」

新人店員さん「はー? ま こ も? ですか?」

私   「はい、お盆で使うらしいんですけれど・・・」

新人店員さん「そういうものはここには・・・」

私   「(どうしよう お盆が出来ない、間に合わないsweat01 母の新盆が私のせいで台無しsweat02)」

ベテラン店員さん(突然現れてくれて) 「ああ、まこもでしたらお盆コーナーにありますよ」

私「ありがとうございます、ありがとうございます、(何故かぺこぺこお辞儀しまくり)」

ようやく前日の夜遅く準備が終わり、「住職さんが『明日は午前中早く行きます』っておっしゃってたから、早めにお玄関周りのお掃除をしなくては」などと思って、ちょっと「滑り込みセーフ」的に安心して眠りにつきました。

そしていよいよ当日の朝、

さて、先ずはゴミを出してこよう、と髪もとかさず、顔も洗わずテレーっとした部屋着(と言うよりほとんどパジャマ)で外に出ると、そこに一台の車が近づいてきました。中にいるスキンヘッドのあの人は ま、さ、か、「エー、エー、嘘でしょう、こんなに早く???」

と思うまもなく、住職さんが颯爽と車から降り立ち、どんどんこちらに近づいてこられます。

私が焦りまくって「おはようございます。今すぐ着替えてまいりますので、しばらくお待ちを」言うと「急いでおりますのでそのままで結構です」と・・・  そのままでって、この格好のままでかね

しかも、娘達は全員二階でまだ爆睡中。

階段の下から、絞り出すような声で「もういらっしゃったので早く来て」と・・・

娘達は驚くほどの速さで何とかパジャマではない姿に着替えて(私よりはましな服装でした)降りてきて、あっという間にお盆の読経が始まり、しかもあっという間に終わり、住職さんはまた風のように去っていかれました。

残された私と娘達、全員呆然自失。「あの~ こんなに早い、しかも速いとは~~ 夢かしら~~」

日本人なのに、仏教のことも良く知らない私。恥ずかしい~  

でも『失敗は成功の母』って言いますよね。来年のお盆はしっかりやるぞー

 

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