術後の回復はとても順調で、傷の治りも人一倍良いらしい。
それでも、まだまだ息苦しいし、よく眠れない日々で、疲れきってくるのがこの頃。
そんな中、この日嬉しかったのは、
手の甲に刺さっていた点滴が取れたこと。
自慢じゃないけれど、私の血管は、看護師さんも喜ぶほど点滴が取り易い。
それなのに、何故手の甲から?何をするにも動かすところなので、痛い痛い。
それがついに取れました!ああ、自由に手が動かせる。
さらにもう一つこの日外されたものが。
背中から入っている硬膜外麻酔の針(?)、くだ(?)
これはあまり不便も痛みもなかったので、取り外されても特に変化はなかった。
いや、「ないと勘違いしてた」
「これで、私につながっていた医療器具はすべて外された。やったー!」
と思っていた。
ところが、外してどのくらい経ってからだろうか。
痛い。色々なところが痛む。
特に、ドレーンのあとを縫ったところが、身体をちょっと動かしただけで
「ひーっ!」と声が出るくらい痛い。(;へ:)
これがその後、息苦しさと並び、私を一番苦しめることになった。